最果ての田舎LIFE

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スティーブ・ジョブズのスピーチ 成功への哲学と英語も学べる最強教材紹介(無料)

スティーブ・ジョブズのスピーチ

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成功への哲学と英語もついでに学べる最強教材

 

2005年スタンフォード大学の卒業式で、スティーブ・ジョブズ氏はスピーチをしています。

 

このスピーチは Youtubeで、「Steve Jobs」と検索すると簡単にでてきますので、15分程度の長いスピーチですが、本当に勉強になることばかりですので、一度まずはご自身で検索して見て頂ければと思います。

 

スティーブ・ジョブズ氏は数々の名言を残しており、今回は英語学習の手助けとなる教材という扱いだけではなく、「教養」「成功への哲学」「聞いているだけで学びがある」部分も紹介します。

 

 

 

 

スティーブ・ジョブズとは?

すでにご存じの方はこの部分は飛ばして頂いても結構です。

 

今回はかなり長い文に挑戦していますので、読みたいところだけスクロールしてお読みください。

 

スティーブ・ジョブズとは

世界的に有名な実業家の一人であり、

超有名企業Apple社の創設者であり、

皆さんが普段使われているパソコンやiPhoneを開発した第一人者です。

 

 

生い立ちについては

スピーチの中でも語られていますが、

ジョブズ氏は生みの親と育ての親が違います。

 

生みの親は高学歴で未婚のままジョブズ氏を授かり、養子に出す事を決意。

育ての親は、高校を卒業していない父親と高卒の母親です。生みの親である母親が、必ず大学まで通わせてほしいという条件を付け、それを承諾したご両親が養子としてジョブズ氏を受入れ、彼の人生はそこから始まります。

 

その後、成長したジョブズ氏は生みの親との約束通り、大学に通わせてもらいます。せっかく通わせてもらったのに自ら辞めてしまうのですが…

 

 

決して裕福とは言えない環境で育ち、

「自分で自分の道を切り開いた」

スティーブ・ジョブズ氏から発する言葉

1つ1つに学べることはたくさんあります。

 

 

そして、2011年、56歳の若さでお亡くなりなっています。

 

 

もし今もまだ生きていたらどんな世界になっていたのでしょうか。

 

スティーブ・ジョブズのスピーチの学習方法

私自身がこのスピーチをもう何千回と聞き、英語のリスニング力がぐんとレベルアップしたので、まずは学習方法を段階的に紹介します。

成功への哲学について読みたい方はスキップして頂いて構いません。

 

とりあえずスピーチを聞いてみよう

英語超初心者の方には

難しいかもしれませんが

まずはとにかく聞くことに集中してください。

 

サブタイトルや訳は見てはいけません。

 

まずは何を話そうとしているのか、

あまりにも聞き取れない場合は予想でも大丈夫です。とにかく「聞く」というのがここでは一番大切です。

 

例えば、このスピーチは3つのテーマで話されています。

 

1つ目

“The first story is about ~ ”

 

2つ目

“My second story is about ~”

 

3つ目

“My third story is about ~”

 

日本人の私達にとってものすごく聞き取りやすい部分かと思います。

 

なぜなら学校で習う文法的な並びになっているからです。そしてこれから何を話すのかだいたいの予想を立ててみましょう。

 

まずは上の部分が聞き取れるかどうかがポイントです。

 

 

ディクテーション

とにかくまずは「聞いてみる」が終わったら、

リスニング力が最も上がると言われている

ディクテーションを行いましょう。

 

これは本当に慣れている人でも難しいので、

初級者の方は聞き取れた単語だけを

とにかくノートに書いていきます。

 

※このスピーチは約15分程度のとても長いものになりますので、ご自分の好きなテーマの部分だけやるというのもありかと思います。

 

 

例えば

“lucky” というワードがでてきます。

 

きっとこれは

聞き取れ&書き取れる単語の1つだと思います。

 

“lucky” の前のワードはなんと言っているのか?

 

I am lucky? 

なのか

I was lucky?

 

なのか是非トライしてみましょう。

 

 

日本語訳を理解する

聞く&ディクテーションをやってから、

日本語訳と英語文をみてみましょう。

 

日本語訳と英語文は

いろんなサイトで解説されたものがありますので、

ご自身で「スティーブ・ジョブズ スピーチ」「名言」等々

調べて頂き、気になる部分をチェックしてみましょう。

又、Youtubeの字幕機能も有効に使用することもできますよ。

 

シャドウウィング

「聞く」「ディクテーション」「見る」が終わったら、

シャドウウィングの出番です。

 

何百回、何千回と聞いて練習しても、

やはり上手くシャドーできない部分はあります。

シャドウウィングをやる際に

最も意識してほしいのは

 

「コネクション」です。

 

コネクションとは

英語の場合、

単語と単語が1つずつ聞こえることはほぼ皆無で、

ほぼほぼ繋がって聞こえてきます。

 

例えば、

“middle of the night” は

“ミドル オブ ザ ナイト” と

 

日本の英語教育だと読まされますが、

スピーチを聞いた方はわかるかと思いますが、

こんな風には絶対に聞こえません。

 

 

残念ながら、

このような読み方をしていたら一生聞き取ることは難しいです。

リスニング力も向上しないでしょう。

 

 

このフレーズが初めて言えるようになって、

聞き取ることができるようになります。

 

 

先にも書きましたが、このスピーチは15分ととても長いものになります。

ですので、ご自分の好きなテーマの部分だけまずはやってみましょう。

 

 

もし何かわからない点があればご質問ください。

個人的にお答えさせて頂きます。

 

 

長々となってしまいましたが、

ここからはこのスピーチで学べる2つ目、「成功への哲学」です。

 

 

成功への3つの哲学

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「自分で自分の道を切り開いた」

スティーブ・ジョブズ氏の言葉は

本当に学べることがたくさん詰まっていますので

これから紹介します。

 

 

Connecting dots 

点と点はいつか結ばれるということを信じて今を突き進め

 

 

ジョブズ氏は大学に入学したものの、大学で学ぶことにどうしても魅力を感じず、

 

大学を辞めると決意した後、必修科目を取る必要もなくなり、自分が興味を持ったクラス「カリグラフィー」の授業を受講します。

 

 

そこで文字の配置や字体の大きさ、

文字と文字の間隔が変わると

どう読みやすく変わるのか、

文字を美しく見せる手法について学びました。

 

 

始めは単純に自分の好奇心で受けた授業でしたが、

後にマッキントッシュを開発する際に、

そのクラスで学んだ美しいフォントを取り入れたのです。

 

 

学生時代は、

まさかカリグラフィーやタイポグラフィーといった学んだものが、

マッキントッシュにつながるとは思ってなかったと語っています。

 

「点と点は将来に結びつくことを信じなければならない」

 

皆さん、今の学びがいつか必ず自分の将来に結びつく、そう信じて前に突き進みましょう。

 

ブログを書く、何かを発信するという事も、

いつか必ず自分の将来に結びつく、そう信じて頑張りましょう。

 

点と点はいつか結びつきます。

それを信じて、今の学びを大事にしましょう。

 

 

Keep looking. Don’t settle

立ち止まってはだめです、好きなことを探し続けて。

 

 

ジョブズ氏は家のガレージでApple社をスタートしました。

その後、友人とともに必死で働き、

ガレージにあった会社を10年のうちに大企業へと成長させました。

 

ですが、一度、大きな挫折を味わっています。

 

Apple社をクビになったのです。

 

自分の全人生を集約させたものがなくなり、

暫くは「敗北者」として途方にくれてしまいます。

 

 

ですが、ジョブズ氏は再出発を決意します。

自分を奮い立たせます。

 

なぜなら、

「自分のやっていることが好きだった、愛していた」からです。

だから失敗をしても続けることができたのです。

 

 

“You’ve got to find what you love”

 

自分が好きなことを見つけなければなりません。

 

And that is as true for your work as it is for your lovers.

 

恋人や家族に対してと同じように、仕事に対してもそれはあるべき姿なのです。

 

 

このスピーチの中で、私が一番ぐさっときた言葉です。

 

 

家族や恋人はもちろん好きですよね、愛していますよね。

 

では仕事はどうでしょうか?

 

人生の大部分を仕事という時間が占める中で、

果たして自分の仕事を愛しているだろうか。

自分の気持ちは満たされているだろうか。考えてみましょう。

 

Keep looking. Don’t settle.

立ち止まってはだめです、好きなことを探し続けて。

 

ジョブズ氏のスピーチは学ぶことが本当にたくさんあります。

 

 

Everything else is secondary.

あなたの時間には限りがあり、他の全ては二の次で良い。

 

 

ジョブズ氏はガンになり、死というものと向き合います。

 

今日がもし人生最後の日だとしたら、

私は本当に今からやることをやりたいと思うだろうか?

と自分に問いかけるのです。

 

その答えがもし“No”なら、何かを変える必要があります。

 

他人の意見を聞くことも時には必要ですが、

まずは自分の声・ココロと向き合い、

それにしたがって行動をすることを心がけましょう。

 

 

毎日毎日、

「今日がもし人生最後の日だとしたら」

を問いかけるのは難しいかもしれません。

 

モチベーションが下がった時、落ち込んだ時に、

自分を奮い立たせるために問いかけてみましょう。

“If today was the last day of my life…”

 

「やるぞ~~~!!」と思うととことんやる、

「うわぁもうダメ~~~」と思ったらとことんダメになる、

そういった波が激しいひとにこそおすすめしたいです。

 

 

今回は、かなり長い文章となってしまいましたが、

いかがでしたでしょうか。

 

英語も学べて、自分を奮い立たせることもできる最強教材のご紹介でした。

 

 

ご一読頂きありがとうございました!