デリバリーは届かないのが当たり前 in 最果ての田舎!
デリバリーといえば、ピザ・お寿司が定番どころでしょうか?
買い物に行かなくても済むので、
本当に便利なサービスですよね。
都会に住んでいた頃、
デリバリーは当然届くものだと思っていましたが、
そういうわけにはいかないのがThe田舎です。
今回はその田舎のリアルを提供いたします。
デリバリーとは?
前述した通り、デリバリーといえば、
ピザ・お寿司が一番定番どころかと思いますが、
共働きの夫婦やワーキングマザーにとっては、
ごはんを作る手間が省けて便利で、
買い物に行かなくても良い、
本当にありがたい存在ですよね。
「田舎=不便」
この言葉がつきささります。
デリバリーは届かないのが普通なのです。
もう一度言います。
デリバリーは届かないのが普通なのです。
それはそうだろう!とお思いかもしれませんが、
実際に最果ての田舎で、
デリバリーを頼むとどうなるのか、検証しました。
デリバリーが届くか検証
自宅から一番近いデリバリーピザ屋さんを検索
◆徒歩:約4時間半?!
そもそも徒歩ではほぼ行動しませんが、一応調べてみました。
◆電車:2時間
田舎は電車の方が何かと不便です。
◆車:40分
だいたい町に行く為には1時間程度はかかります。
遠いですよね。
宅配範囲を調べてみると、
当たり前ですが、宅配範囲外。
最果ての田舎に住む人々は、
往復約2時間かけてピザをお持ち帰りするのか、
簡単なピザをおうちで作るのか、
それともピザをあきらめるのか。
不便な場所=田舎に住むということは
「衣食住」の「食」の買出しも大変です。
お肉・野菜・調味料すべてを
自給自足できれば、
山から里へおりることもないのですが、
なかなかそういうわけにもいきません。
車のガソリン代もばかにならないです。
但し、大変なことばかりではありません。
「不便さを楽しめる方法」を伝授いたします。
デリバリーは届かない、でもメッセンジャーは来るよ
メッセンジャーって?
田舎ではデリバリーは来なくても
メッセンジャーは来るのです。
はい?メッセンジャーって?と思った方、これが答えです。
メッセンジャーの答え
メッセンジャー = ふきのとうです。
上の写真は、
我が家のお庭に現れた春のメッセンジャーこと、
ふきのとうです。
ここまでお読みいただいた方、
もし期待に添えない内容でしたら申し訳ありません。
ですが、今朝、我が家の庭に訪れた
「春のメッセンジャー」こと、
「ふきのとう」から
便利=幸せ? 不便=不幸?について感じてほしいと思います。
メッセンジャーの存在力
春の訪れを知らせる食材、ふきのとうは、
別名、「春の使者」という名があります。
使者は英語でメッセンジャー。
毎年3月下旬から4月にかけて現れ、
春の訪れをいち早く伝えてくれるのです。
春といえば、桜を思い浮かべる方は多いかと思いますが、
ふきのとうは、視覚的に春を感じさせてくれるだけでなく、味覚的にも春の訪れを感じさせてくれるのです。
田舎の贅沢
自宅のお庭で朝採った新鮮なふきのとうを、
ふきのとう味噌にして、早速朝ご飯として、
白いご飯にのせて食べる。
ぼーっとしてカラダがだるい朝でも、
天然の苦みが頭もカラダもシャキ!っとしてくれます。
実際に胃腸の働きも良くしてくれる食材です。
さらに、ふきのとう味噌さえあれば、
他におかずは要らないぐらい、
お米も美味しく食すことができます。
季節を感じながら、朝採れ新鮮なものを食べる。
これは本当に至福の時間ですし、
ふきのとうの天ぷらをお塩で頂くのも最高の贅沢ですよね。
最果ての田舎に住むと実現可能です。
不便=不幸?
ピザは確かに美味しいです。いつでもすぐに届きます。
ふきのとうも美味しいです。でも、春にしか届きません。
こう聞くと、いつでもすぐに食べられるピザが良い!!
という方もいるかもしれません…
実際に、田舎に引っ越してきた当時の私も、
デリバリーがあったらな~
なんて思うことは何度もありました。
特に家事をさぼりたい土日。。。
秋にはさんまを食べる、
夏にはスイカを食べる等々、
1年の中で収穫時季に採れたものを食べるという事は
どこの地域に住んでいる方もやっていることだと思いますが
さらに、田舎に住むと、収穫時季に採れた旬なものを
「一番新鮮な状態で食べる」
これができるというのは
本当に贅沢なことなのだなと最近は実感しています。
野菜や果物等の食べ物すべては、
新鮮なうちが一番美味しく、
栄養価が高いと言われていますが、
山菜は本当に新鮮なうちが格別に美味しいです。
便利なデリバリーももちろんありがたい事ですが、
不便だからこそ小さな幸せを感じられる
これは田舎だからこそだとおもいます。
以上、デリバリーよりメッセンジャー派のムラエッティーでした!
本日もご一読頂きありがとうございました。