最果ての田舎LIFE

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英語超初心者の方必見! 形容詞が身に着く英語絵本 「Quick as a Cricket」を紹介

ムラエッティーは社会人をしながら、1年間学校に通い、児童英語教師を目指し、勉強をしていた時期があります。その学校では、小学校英語指導者として認定をされています。

そんなムラエッティーが伝えたい、小さなお子さまから超初心者の英語学習者の方におすすめの絵本を1冊だけ紹介いたします。

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おすすめ英語絵本

 なぜ「1冊」だけかと言いますと、あまり多くの人に知られていない情報を提供したいからです。例えば、「The Very Hungry Caterpillar board book/ はらぺこあおむし」「Swimmy/スイミー」「「My Father's Dragon/エルマーの冒険」「Dear Zoo」等々は、かなり多くの方がレビューし、おすすめしていますよね。確かに私にとってもおすすめの本たちです。

そして、教える側としても教えやすい、押し進めやすいので、学ぶ人、教える人、どちらの観点からみても優秀な絵本たちだと思います。 もうみんな知ってる情報はいい、目新しい情報がほしいという方に、「Quick as a Cricket」という絵本を紹介したいと思います。

 

【Quick as a Cricket】

これは本当に優秀な絵本です。

◆おすすめ理由

1.あまり知られていない、ありきたりじゃない

2.文字数が少なく、絵が大きい

3.絵が魅力的

4.小さなお子さんとは体を動かしながら学べる

5.大事なリアクションワード 形容詞が学べる

 (あと生き物の名前も覚えられます)

 

今からきちんと理由も説明します。

1.あまり知られていない為、ありきたりじゃない

あまりにも知られすぎていて、自分が小さい頃に、一度日本語Ver.で読んだ事があるものだと、日本語の意味に引っ張られすぎてしまい、あまりよくないです。特に英語について勉強している超初心者の大人の方々は勉強しているつもりでも、日本語の意味を知っているので、ただ「わかった気」になっているだけになってしまいます。それは英語が身に着いたとは言えないです。

又、逆の視点ですが、学習者側ではなく、英語を教える側にとっても、毎回毎回同じ題材をテーマに教えていたら飽きてしまいます。ですので、ありきたりじゃない絵本を使い、学習指導要領のスパイスアップに使用してみるのも良いと思います。

2.文字数が少なく、絵が大きい

文字が少ない。これは本当に英語学習者にとってありがたいです。この記事を書く為に久々にこの絵本を読み返しましたが、30秒あれば読み終わりますw 私も英語学習の為、よく洋書を読むのですが、文字が多いと疲れます。ストーリーが面白いとどんどん読み進めることもできますが、まずは、本を通じて英語を学びたい方は文字が少ないものを選ぶべきです。さくさく進むので、読み終わっても何度も何度も見返すことができます。英語を学ぶとき身に着けるときに必要なのは視覚から覚えることも大事なことの1つです。英語に関係なく、学ぶということは自分の脳に色んな角度からアプローチをすることが大切です。

 3.絵が魅力的

この絵本は本当に絵もおすすめのポイントです。日本の絵本にはあまりないような絵のタッチで描かれています。こどもこどもしてないというのか、日本らしい漫画やアニメ風のキャラクターで描いていないというのも魅力の1つです。リアルな絵画って感じですかね。とてもインパクトに残る絵が多く、絵を見て、単語を思い出させるような練習をするとより英語が身に付きます。上にも書きましたが、視覚から覚えるという事も大切な学習方法の1つです。人それぞれ認知特性というのがあり、それが視覚なのか聴覚なのかわかりませんが、特に視覚優位の方にはおすすめな絵本だと思います。

4.小さなお子さんは体を動かしながら学べる

この絵本にはたくさんの形容詞がでてきます。タイトルにある「Quick」というワードだけでも、体を動かしながら覚えてもらう方法というのはたくさんありますね。この絵本には対義語の「Slow」というワードもでてきますので、「Quick」と「Slow」を使ったアクションゲームもできると思います。

体を動かしながら覚えることって、人は結構忘れないものです。体感覚で覚えるというのも大切な学習方法です。例えば、学生時代にテニスをやっていました。「フォルト」という単語はもう聞きなれた言葉だと思います。サーブを打って失敗したら「フォルト」 = Fault 。失敗がフォルト。でもテニスを未経験者の方の中には“Fault”という言葉を初めて聞く人もいます。なかなか意味を覚えられない方もいます。体感覚で覚えることも大切です。

 5.大事なリアクションワード 形容詞が学べる

コミュニケーションをとることにおいて、リアクションワードというのは最も重要だと思います。暑いのか、寒いのか、ハッピーなのか、悲しいのか、そういった表現力は英語に関係なくコミュニケーションで必要ですよね。もし仮に、海外旅行に行った時、飛行機の機内が寒かったらどうします?CAさんに“cold”と言えるだけで、なんとなく意図は察してくれると思います。まあでも日本から乗る飛行機はだいたい日本語が話せる方が乗っているので困ることはないですが、トランジットでどこかに行くとき、困るかもしれないですね。ちょっとした簡単な形容詞が使えるだけで本当に英語の幅は広がると思います。ムラッティーの母も海外旅行に行ってカバンを買う際に、「Big」とか「Small」という単語だけで店員さんと意思疎通をとっていましたし、形容詞はとても重要だなと思います。

ここまで形容詞について書きましたが、この絵本にはたくさんの生き物もでてきます。この絵本を読むと、生き物って案外知らない単語が多くて驚くと思います。

この絵本のタイトルだけでも、“Quick”と“Cricket”という2単語がすでに覚えられるますし、

形容詞名詞も覚えられる一石二鳥なとても貴重な絵本だと思います。

 

ものすごく今回の記事は長くなってしまいました。最後までお付き合い頂きありがとうございました!