最果ての田舎LIFE

人生を楽しもう♪ とんでもない僻地でフリーライターに挑戦! 田舎の魅力と苦労を素直に配信、地方創生促進を目指します。

MENU

忘れられない 同僚K氏とクリスマスイブの出来事

あれは忘れもしないクリスマスイブ。

 

私は同僚である k氏と2人っきりで、遅い時間まで残業をしていた。

 

f:id:Inaka-OL:20190324210954j:plain

異性の同僚と二人っきりで残業中の出来事

 

 

同僚k氏は男性でアラフォー。

家庭持ち。

奥さんもお子さんもいる。

社内ではみんなから頼りにされ、

困っている人には自分のことを

後回しにしてでも

手を差し伸べるタイプ。

人望も厚い。

 

 

「今日はクリスマスイブだし、

お子さんに何か買いました?」等々、

事務所に二人っきりだったこともあり

たわいもない雑談を時々しながら仕事をこなしていた。

 

 

 

 

 

それは突然のことだった。

 

 

 

 

 

k氏から予想外のことを言われ、困惑した。

 

 

k氏

「実は俺さ...前から思っていたことがあって、

 ムラエッティー(私)は旦那さんいるんだよね...?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:Inaka-OL:20190403153705j:plain

キーボードをたたいていた手を止めた。

 

 

 

 

 

 

ムラエッティー(私)

 「あ、はい...」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

k氏

「だからそんなに頑張って働かなくても良いと思ってたんだよね!」

 

 

 

 

 

 

k氏

「俺は嫁さんには家にいてほしいって思うし。

きっと旦那さんもそう思ってるんじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

再びキーボードをたたいていた手を動かし始め、

ムラエッティ

「え...そうですよね!」

 

ムラエッティ

「そうかもしれないですね!ハハハッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性軽視発言風にも聞こえるが

k氏に悪気は一切ない。

 

 

きっと遅くまで働いてる女性を

かわいそうに思ったのだろう。

 

 

その時の感情、

「なんか悔しい」

 

今の仕事が好きでやりがいがあるから続けてきて、

そんな風に一緒に働いてきた同僚に思われたなんて…

 

 

 

 

f:id:Inaka-OL:20190403154127j:plain

 

 

 

 

その後、冷静になった私は、

再びキーボードをたたく手が止まってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

それはなぜか。

 

 

 

 

 

 

 

「旦那さんもそう思ってるんじゃない?」

という問いに、ハッとした。

 

 

 

 

 

 

 

確かに、私が働くことについてどう思っているのか、

旦那さんに一度も聞いたことが無かった。

女性も働くことが当たり前だと思い込んでいた。

 

 

 

 

 

「家に居てほしい?」と聞いたことは一度もなく、

もちろん旦那さんからも「家に居てほしい」と

要求された覚えは一度もない。

 

 

 

 

女性も働くことが当たりまえと

思い込んでいたのはなぜか、

それは、以前いた職場の影響がしている。

 

 

 

 

 

以前いた職場の環境

 

f:id:Inaka-OL:20190403154508j:plain

 

男性の多い職場ではあったが

女性も働いて当たり前という環境で、

もちろん女性の管理職もいた。

 

 

 

 

管理職でなくても、

旦那さんも子供もいるけど

バリバリ働く女性が多く、

結婚や出産を機に退職する女性はほぼいなかった。

 

 

 

「今日は旦那さんが子供のお迎えに

行ってくれるから遅くまで働ける〜!」

 

「今日はお迎えに行かなきゃだから

悪いけど帰るね、あとはよろしく」

 

 

 

こんな会話が当たり前で、

私の目指すモデルがそこだった。

 

 

 

 

 

 

結婚する前から今に至るまで

旦那さんに私の働き方について

意見を聞いたことが本当に一度もなかった。

 

 

 

f:id:Inaka-OL:20190403154706j:plain

 

 

 そして、何よりも、

旦那さんの稼ぎに頼らず

生きていける女性でありたい

 

 

 

 

 

 

 

という、ポリシーもあった。

 

 

ムラエッティーポリシー。

略してムラポリ。

略した意味は特段無い。

 

 

 

 

 

 

 

そして、現実。

現在の私は、地方(田舎)の中小企業勤務。

 

 

大企業でもない。

お給料が良いわけでもない。

 

 

 

 

残業しているのは大抵男性。

女性は定時で帰ってしまう。

もちろん女性の管理職なんて1人もいない。

この環境下で、女性管理職が出たら奇跡。

 

 

 

 

日々の業務に精一杯で

自分のキャリアを一度も考えたことはなかった。

 

 

 

 

女性として今の会社で目指せる場所、

目指したい姿はどこにあるんだろう。

(うわ..会社で迷子…)

 

 

 

 

 

その日はクリスマスイブ。

f:id:Inaka-OL:20190403155016j:plain

 

家に帰ってクリスマスケーキを

食べながら旦那さんに聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

 

即答、

「働きたいなら働けば良いと思う、

嫌なら辞めたら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとドライな回答だろうと思うかもしれないが

そもそも旦那さん自身も

嫁さんに家に居てほしいという考えはなかった。

 

 

 

人それぞれという言葉はあるが

家庭もそれぞれ、考え方はちがう。

 

 

 

田舎の人ほど、中小企業ほど・・・

f:id:Inaka-OL:20190403155157j:plain

 

「男は仕事」

「女は家庭」 

 

 

 

 

という考え方が強く根づいていると感じる。

 

 

 

 

 

これはなぜなのだろう?

 

 

 

 

 

 

今回はたまたま男性の立場から

k氏の発言について取り上げたが、

周りにいる女性の同僚をみると

 

 

結婚したら辞める〜〜

子供ができたら辞める〜〜

 

 

「働くゴール=結婚、出産」

 

 

 

 

田舎に住み続けている女性ほど、

こういう考えを持つ人が多い。

 

 

 

 

都会に比べると田舎は仕事が少ない。

 だからこそ自分の力で勝ち取った職を

手放したくないと考えそうな気がするが。。。

 

 

田舎のふしぎ。

f:id:Inaka-OL:20190329163318j:plain

 

田舎の大自然がそうさせるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

よそ者には正直よくわからない。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの記事をかきながら、

会社で迷子だったということにハッとした。

 

 

アウトプットはやっぱり必要。

「目的」と「現状」を見直すことができる。

 

 

 

 

 

 

 

これからどこを目指して働こう?

 

 

 

 

 

 

田舎の中小企業で働く

女性の中堅社員の立ち位置は本当にむずかしい。

 

 

 

 

 

 

以上、忘れられない クリスマスイブの出来事でした。

 

 

 

追伸:

今回、文章能力をアップするというのを目的でこの記事を書きました。

実際に起きた出来事を、「5W1H」を意識して書き、

「具体的に表現するチカラ」を身につけようというのが狙いです。

 

なかなか普段のブログでこれを意識することは難しいですよね。

 

 

 

 

 

本日もご一読頂きありがとうございました★