最果ての田舎LIFE

人生を楽しもう♪ とんでもない僻地でフリーライターに挑戦! 田舎の魅力と苦労を素直に配信、地方創生促進を目指します。

MENU

田舎に移住を検討中の方へ 金銭面のメリット・デメリット 本音を語ります。

最近、田舎暮らしに憧れを抱いて移住してくる方が多くいるようで、

実際に私が住む場所も相当な僻地な場所になりますが、

こちらに移住してくる方は多くいらっしゃいます。

f:id:Inaka-OL:20190227151210j:plain

田舎暮らしも良いものだ~♪

 

 

私自身は親の仕事の関係で、東京・大阪等々、

各地を転々としていましたが、

大学進学とともに名古屋で独立し、就職も含めると

トータル約7年間、名古屋に定住していました。

結婚を機に、

「コンビニ、スーパー、学校、病院は徒歩圏外

「最寄駅は徒歩1時間以上!」という、

なかなかの僻地に現在は住んでおり、

都会も田舎も両方経験した私が、OL視点で、

金銭面からみた田舎に住んでみた「メリット・デメリット」について

エピソードトークを加えながら、本音でお伝えしようと思います。

 

【メリット】

購買意欲が無くなり、貯金が貯まる!

 

都会でOLをしていた頃は、

会社帰りに百貨店に寄って服を買ってみたり、

友達と新しくできたレストランにおしゃれをして行ったり、

会社の同期と飲み会に行ってみたり等々、

たくさんお金を使える場所・お金を使う場所がありました。

 

そして、名古屋という土地柄もあってか、

たまたま就職した企業がそうだったのか、

会社の先輩達はブランド品のバッグ、時計、財布等々、

誰もが知っているような有名なブランド品を身をつけている人が多かったです。

「シマムラ?!苦笑 あぁ好きだけど買わないかな」

的な先輩達がたくさんいました。

ムラエッティーは影響を受けやすい性格なので、

それに感化され、雑誌に載っているようなお洋服を買ったり、

ブランドのバッグを買ったり、靴を買ったり等々、

少しでも先輩達みたいにキラキラOLになりたくて、

自分磨きに励んでおり、色んな原因から貯金なんて全然貯まりませんでした。

 

そんなムラエッティーですが、

現在、田舎に引っ越した結果、毎月きちんと貯金ができています。

 

それはなぜか、

①おしゃれをしてごはんを食べにいくような場所が少ない!

場所がそもそも少ないというのは都会に比べて当たり前。

そしてちょっとおめかしする、例えば 「ワンピースとヒールを履く」

ただそれだけで「え?今日は何かあるの?何かのお祝いかい?」

って、同僚や友人から声をかけられます。

いやいやなんもないよ、これが普通だよと思いつつも、

最近は田舎暮らしが様になってきて、

「パンツ&ニット&スニーカー」のカジュアルスタイルが多いムラエッティー

 

おしゃれにこだわりがなくなり、お洋服代はかなり浮きましたね。

 

②会社帰りにちょっとひっかけて帰るがほぼ無い!

普段、田舎暮らしの人は、みんな車通勤です。

例えば、会社帰りに同僚と飲みに行く際には・・・

1) 一旦家に帰って電車で飲み屋さんの多くある大きい駅まで行く

2)代行or 駅前のホテルに泊まる覚悟で行く

 

1)の場合は、結局、自宅から最寄駅が遠いので、

誰かの送り迎えが必要になり、同居している家族に

迷惑をかけることになります。又、終電は11時なので、仕事が終わり、

一旦家に帰って電車で行くとスタートは早くても7時半です。

だいたい8時スタートだと一軒行って終わりです。

ちょうど酔って盛り上がってきた頃に、「あ、終電だ!じゃあね~」です。

それもなんとも寂しいですよね。

2)の場合は、飲み会でお金がかかるのに、

さらに代行やタクシーで自宅まで帰れば、さらなる出費です!

飲み会代にプラス、交通費or宿泊費は本当に痛い出費ですよね。

そこまでして飲みに行きたいメンバーなのか見極めも必要ですし覚悟も必要です。

 

外的要因から飲み会に行く回数も自然と減り、出費が抑えられます。

 

③ブランドのステータス

田舎で暮らし始めてから、高いバッグを持っていても

その価値を知る人が少ないなと感じました。

通勤バッグにGucciのバッグを使用していたのですが、「変わった柄のバッグだね」\(゜ロ\)?!

と、たまたま会社で女子更衣室のロッカーが隣だった

同世代の女子に言われてことがあります。。。笑 

当時は本当に困惑していました。

又、毎年、会社の忘年会がホテルで行われるのですが、

会社に入った1年目で、忘年会にルイ・ヴィトンのマフラーをしていったら、

「それドンキで買った?」と聞かれたり・・・笑

確かにルイ・ヴィトンの店舗もGucciの店舗も私が住む地域にはありません。

知名度は高くても、その価値が問われてしまいます。

ムラエッティーはキラキラOLになる為に、大した収入もないのに、

ブランド品を背伸びして身に着けて、それでもステータスととらえていたので、

そのプライドを玉砕されました。

他の人からどう思われたいという話以前の問題もあって、

UGGのムートンブーツを豪雪の日に履いたら、

とんでもなく汚れてしまい、洗うのが大変で冬なんて乾かすのも大変!

夏は夏でヒールを履いたら道が舗装されている場所が少ないので、

ヒールがすぐに悪くなったり、ぴかぴかの靴もいつの間にか泥まみれに!

ティファニーのジュエリーだって、メンテナンスができる店舗が無いので、

都会に遊びに行った時にキレイにしてもらったり、

ブランド品を持つと逆にメンテナンスしてくれるところがほぼないので、苦労が多いです。

 

少し話は逸れてしまいますが、学生時代に記号論について少し勉強していました。

「ブランド品を無人島に持っていくとどうなるか?」

「それはなんの価値も持たないが新しいものでもって代えるという創造のきっかけになる。」

というのを、参考書で読んだ事があるのを思い出しました。

記号論は記号といわれるものの本質・在り方を探求し、

それを支配する法則を研究する学問です。

 

少し難しい話になってしまいましたが、法則が変われば価値は一変します。

その価値を失ったときに初めて、

新しいものでもって代わる創造のきっかけになるという事で、

私もブランド品を持つことのステータスを見失ってからは、

お金の価値観自分の価値観等々、色々考えさせられる事がありました。

 

そして、話を戻しますと、田舎暮らしは、

ブランド品が欲しいという意欲がそこまで高くなくなるので、

ボーナスもそのまま貯金することができます。

 

上に書いた通り、色んな意味で、田舎暮らしは必要最低限なものさえあれば

そこまでお金を費やすような買い物ができる場所や娯楽施設も多くありません。

ですので、本当に生活に必要なものだけあれば、

毎日豊かな生活を送ることができ、お金も貯まります

 

 【デメリット】

車にかかる出費が多い!

一家に一台ではないですよ、大人は一人一台ではないと田舎に住むのは難しいです。

車の費用

 車購入費用・・・数百万円 (夫婦二人の場合)

 車検 ・・・ 6万~十数万円 /台

 ガソリン費用 ・・・ 3~5万円 (夫婦二人の場合)

 

車関係の出費は必要最低限かかります。都会にいると車はほとんど必要ないですよね。

田舎に住むと一家に一台というわけにはいかないので、

もしも夫婦二人で田舎に引っ越してくる場合、

旦那さんの分、奥さんの分、車2台分の費用は必要になってきます。

それから、上には書いていませんが、もしも雪国に住むのなら、

数年に1度、スタッドレスタイヤの買い替えも必要ですね。

安くても5~6万円ぐらいはします。。。あぁこれでバッグ買える...笑

それから車社会ですから、走行距離があっという間に10万キロを超えます。

車の買い替えのスパンが田舎の人は都会の人よりも早いと思います。

 

 どこに行くのも遠い!

これは必要最低限のものではないですが、

どこかたまにはショッピングをしに遠出や、都会に旅行に行ったりします。

もしも仮に、どこかに旅行に行くとなった時、どこへ行くのも遠いです。

例えば、海外旅行!名古屋に住んでいた頃は、

セントレアまで約1時間程度。会社帰りにそのままフラッと、

ソウルや台湾あたりまでは行くことができました。

アクセスが悪い僻地・田舎に住むと主要な空港までに、

半日以上はかかります。早朝便なら確実に前泊は確定ですね。

ですので、都会に住む人の感覚で旅行を計画すると、

「あぁ、自宅からの費用も結構かかるな」と実感します。

まあ行かなければ済む話ですが。。。

 

それから!

田舎はのどかでいいなという印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、

確かにのんびりハイキングをしたり、

川のせせらぎを聞きながら読書をしたり、

自然が多い分、のどかでのんびりすることはできるかと思います。

しかし!サラリーマン・OLという、

あくまで雇われる側で田舎で働く分には、

あまり都会で働くのと変わらないような

とても忙しい日々を送ることになります。

もちろん人間関係のしがらみだってあります。

ですので、農業でもネットビジネスでもなんでもいいとは思うので、

自分で事業を立ち上げて田舎暮らしをすることをおすすめします。

 

以上、田舎暮らしのムラエッティーの実体験レポートでした!

 

他にもまだまだお金の面以外でもメリット・デメリットはたくさんあります。

今後、田舎移住を考えるかたの参考になる記事を増やしていけたらと思います!