「美少女戦士セーラームーン」
アラサー女性にとっては懐かしいアニメですよね。
現在、25周年ということで、
ここ数年でセーラームーングッズを目にすることが多くあるかと思います。
ムラエッティーも思わず、「懐かしい～～～」と
ANNA SUIとコラボしたジュエリーボックスを購入しようか迷い、
結局それは買わずに、書店で見つけたセーラームーンがプリントがされた
フリクションペンを購入してしまいました。
今、働きざかりのセーラームーン世代のアラサー女性は、
少なからずこのアニメの影響を受けている方々がいると思いますので
今回はセーラームーンについて深く考察してみました。
【月野うさぎとアラサー女性】
人よりちょっとおっちょこちょいで泣き虫な月野うさぎ。
学校も遅刻して先生によく怒られたり、
勉強もできなくてお母さんに怒られてばかりの女の子ですね。
でも、いじめられていた猫（ルナ）を助けた心優しい女の子。
宝石に魅せられた女性や、流行ものにすぐに飛びついてしまう女性、
セールという響きに食いつく女性、そんな人間の欲につけ込み、
人間のエナジーを奪う悪党たち。
最初はこんなことできない無理～～～と泣きながらも、
「ムーンプリズムパワーメイクアップ！」
と言って、セーラームーンになって悪党たちをやっつけます。
「ムーンプリズムパワーメイクアップ！」
当時、マニュキュアをしてみたかったり、ピアスシールをつけてみたかったり、
メイクアップに憧れを抱いた女の子は多かったですよね。
そして、こうして今、振りかえって見ると、
子供の頃に憧れていたメイクアップをして、
女性はみんな、戦場という名の仕事に行っているのです。
悪党退治をするわけではないですし、戦場というのは言い過ぎかもしれませんが...笑
仕事のやる気は身だしなみから、
まずはメイクアップして自分に自信をつけて、意識を変える。
これってやっぱり、昔、
「ムーンプリズムパワーメイクアップ！」という魔法の言葉に
憧れを抱いていたセーラームーンの影響が
少なくともアラサー世代、セーラームーン世代の方々にはあるのだと思いますよね！
「女性はメイクアップして強くなる！強くなれる！」
そう教えてくれたのはセーラームーンなのかもしれません。
【タキシード仮面とアラサー女性】
月野うさぎが恋をしてしまうタキシード仮面ですが、
とっても王子様の雰囲気がありますよね。
そして、セーラームーン達がピンチの時、毎回助けに来てくれますよね。
白馬にのった王子様みたい・・・？
でもあくまで「助ける」だけなんです。
直接、悪党と戦うというよりはセーラームーンを助けるだけで、
しかも、最後は、敵に洗脳されて邪魔をし、死んでしまいます。
強い男性像をぶち壊し、ちょっとへタレ男子なタキシード仮面。
めちゃくちゃ強い男子というよりも、
親しみやすくて味方でいてくれる男子。
タキシード仮面みたいな男性が今多いですよね、
草食男子の先駆けになったのはタキシード仮面かもしれないですね。
思い起こしてみると、
ムラエッティーには幼馴染みの男の子がいます。
小さい頃はずっと一緒におままごとをして遊んでいました。
知り合ってもう20数年。
今でも、男女の間で、友情関係が築けているのは
タキシード男子のおかげだと思います。
男性的な強さはないけれど、心優しく親しみやすい。
まあでも、主役が女の子のアニメですから、
あまりにも強い男子だとストーリーも、役割も、
全然違うものになってきてしまうので、
あえてへタレ男子にしているというともいえます。
私達がまだ幼かった1980年代は
「男女雇用機会均等法」が成立した時代です。
恐らくまだその時代は今の時代に比べると、
男性が強い時代だったと思いますし、
男女差別がまだ存在していた時代だと思います。
その後、1999年に「男女雇用機会均等法」が強化され、
さらに、2007年に改正男女雇用機会均等法が施行されました。
この歴史を考えると、
セーラームーンは当時ではとても最先端のアニメだったんだと思います。
「うわっ。結構古い時代から生きてるな、私って・・・」
と、若干の古さを感じてしまいますが・・・笑
「弱い男性がいてもいい、
強い女性もいてもいい」
その逆ももちろん、「強い男性がいて、弱い女性もいていい」
それがダイバーシティー。。。
そういったことを教えてくれた美少女戦士セーラームーン。
今、バリバリ働くアラサー女性にとって
バイブルとなったアニメなのはでないでしょうか？
そしてセーラームーンの名言！
「女の子をバカにしないで」
「女の子はいつも泣いているばかりじゃないんだから！」
この言葉好きです。
仕事で、たまに女だからなめられてるのかな？と思う事もあります。
でも、誰かに助けてほしいと思う事もあります。
まだまだ学び続け、成長し続けるアラサー女性！
アラフォーになるのが楽しみですね！
でも年は取りたくないので、強がりも少し入っていますが・・・笑
ちなみに、ムラエッティーはヴィーナス派でしたが、
最近改めて、Amazon Prime Videoで
セーラームーンを見てみたのですが、
マーキュリー派に変化していました。
子供の頃にみていたアニメを改めて見てみると懐かしさを感じます。
そして・・・
「ごめんね素直じゃなくて夢の中でも言えない！」
という強がりな女性には
最近忘れていた純真さを思い出させてくれるかもしれませんよ！
頼れる人には素直に頼りましょう♪
是非「美少女戦士セーラームーン」みてみてください：)
